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仙台市歴史民俗資料館が、昭和20年代の子どもたちの写真12点で構成した2009年版カレンダーを製作した。みんなが貧しかった戦後の仙台で、明日を信じ明るく生きる少年少女の姿が現代によみがえる。「生き生きとした表情に元気づけられる」と好評だ。同館がカレンダーを作るのは初めて。 掲載されている写真は、仙台市内の米軍キャンプに兵士として駐留していたリン・ジョンソンさん(故人)と、エイブラハム・リンカーンさんが、休日の散策などで撮影した。 それぞれ1999年と2003年に市に寄贈され、同館が所蔵している数百点から選ばれた。 げたや草履履き、服は継ぎはぎ。おもちゃもないが、どの子も道端で空き瓶などを使い楽しく時を過ごしている。本屋の店先で漫画に熱中する様子は、今と変わらない。 背景には、広瀬通や仙石線の踏切、広瀬川など懐かしい仙台の風景が広がる。当時は珍しかったカラー写真も4枚含まれている。 「昔の子どもたちは何も持っていないが、夢があった」と大竹牧夫館長。撮影した兵士の視線にも温かさが感じられる。大竹館長は「交流を可能にした子どもの純真な心は、いつの時代も変わらない。カレンダーをめくり、和やかな気持ちになってほしい」と話す。 同館は、今後も市民から寄贈された所蔵写真を使って、子どもたちの姿を中心にカレンダーを製作していくという。 2009年版はA4判で1000部を発行した。一部700円。連絡先は仙台市歴史民俗資料館022(295)3956。
2008年11月21日 河北新報 この頃楽しかったって、みんな言ってますよ。 PR |
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