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製造・輸入が禁止されている有害物質「ポリ塩化ビフェニール(PCB)」を含む変圧器などを千葉県鎌ヶ谷市内に放置したとして、県警環境犯罪課と鎌ヶ谷署は6日、同県市川市の不動産業者の男(64)と、同県松戸市の解体業者の男(59)を、廃棄物処理法違反の疑いで千葉地検松戸支部に書類送検する。
PCBは処理費が高額なうえに処分施設が少なく、処理は順番待ちといい、県警は、解体業者が処分料などを嫌って放置したとみて調べている。 調べによると、不動産業者は2006年4月、東京都墨田区の塗装会社の敷地内に残された、PCBを含有するコンデンサー(蓄電器)や変圧器など14台の機器を処分するよう計約2000万円で解体業者に依頼した疑い。解体業者は依頼を引き受け、約2000万円を受け取った疑い。 解体業者は昨年3月、これらを廃材置き場として借りていた同県鎌ヶ谷市道野辺の敷地に野ざらしの状態で放置した。不動産業者は、解体業者がPCBを放置すると知りながら依頼したとみられている。 千葉県が昨年6月、このうち少なくとも6台の機器にPCBを含む絶縁油計約1トンがあることを確認。同8月に行政代執行で撤去し、その際、PCBに汚染された土壌約2トンも回収した。解体業者は事情聴取に対し、「一時的に保管していただけで処分したわけではない」と説明しているという。 環境省などによると、PCBは製造・輸入が禁止された1974年以前に約5万4000トンが国内で使用され、現在も多くが未処理のまま保管されている。2001年にPCB処理特別措置法が制定されたのを受け、国も処理環境の整備に乗り出してきたが、PCB処分施設は東京都や愛知県など国内に4か所しかなく、1日で処理できる量はわずか6トン。処理費用も重さ180キロ・グラムのコンデンサー1台につき約100万円と高額となっている。 (2008年3月6日03時08分 読売新聞)
日本人は生真面目が長所なんだから、いい加減なことはしないで欲しいねぇ。 PR |
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