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国産バターの生産が原料の生乳不足に伴って減少し、東北でも、商品が売り場から姿を消すスーパーが続出している。各店は購入個数を制限するなどの対策を講じているが、生産量が上向く兆しはなく、品薄の長期化に頭を痛めている。
「生乳の生産調整で商品確保が困難になり、ご迷惑をお掛けしています」。仙台市宮城野区のみやぎ生協幸町店のバター売り場には、欠品の告知文が掲示されている。 バターは月2回、自社ブランドの商品が約90個ずつ入荷するが、2日間で売り切れ、「品切れが常態化している」(担当者)という。 同店のバターとマーガリンの売り上げ比は3対7で、販売の主力はマーガリンに移っているが、担当者は「料理に使うのにバターを指定するお客さんが多く、バター人気は根強い」と話す。 みやぎ生協(仙台市)によると、入荷減は2007年初めに始まり、クリスマスケーキの需要期に差し掛かる同年11月に顕著になった。年が明けても品不足は変わらず、今年の入荷量は前年の7―8割にとどまる。 商品部は「生乳は、高く売れるヨーグルトやチーズに優先して振り分けられる。安いバターに回る分は乏しく、入荷減は当分続く」とみる。 太白区の「オーケー長町店」は4月、480個の入荷をようやく確保した。生産が減る前の10分の1以下だ。「1人2品まで」のルールを設けたが、10日前後で在庫が底を突いた。太白区の「サンマリ八木山店」も3月中旬から欠品が続いている。 ヤマザワ(山形市)はパンやケーキ作りに使う無塩バターが品薄になっている。「発注しても入荷しないときがある。パンやケーキの製造業者に先に振り向けられるのではないか」と言う。 バターは、生乳が「牛乳余り」で06年から減産されたのに伴い、生産量が減った。一方でバターの国際価格が上がって国産バターの引き合いが増え、需給の均衡が崩れた。 農林水産省によると、07年4月―08年1月のバターの国内生産量は前年同期比4.5%減。乳業メーカーのバター在庫量も前年より2割少ない。 太白区の主婦(51)は「バターは風味があって好きなので、品切れだとがっかりする。代替品としてマーガリンを買っているが、安定した入荷に早く戻ってほしい」と話している。 gooニュース なきゃないで、使わなきゃいーんだよ。 PR |
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